2014年6月4日水曜日

次の10年で 『considerate な IT 』がくる



未来予想をするのは楽しいもので、今日はいろいろ考えたものを公開してみます。

ユビキタスとかフラット化とかロングテールとかの次の潮流は
" considerate な IT "( 気が利くIT )と予想しています。



 今後5~10年の予想


►User Interface(UI)
  • HTML5 → コモディティ化して GFX レベルになる (GFX参考
  • UI・UX・デザインが会社の ”資産” になる → 「デザイン・ファースト
  • ITが「気が利く」(considerate)ようになる  →  テキストマイニング、ニューラルネットワークなどのAI技術
  • ユビキタス → デバイスが透明になる → 物理的にも、意識的にも
  • キーボードレス(手書きタッチペン)、マウスレス、音声入力 → 体感覚デバイス

►お仕事
  • 非正規雇用が多数派に。業務委託請負が増える
  • さらに在宅勤務が主流に → 日本法人でも海外の人を雇うことが普通になる、バーチャル執務室、video会議がデフォに → 出勤は週2日とか普通 (参考
  • 上記とあいまって、名古屋に住んで東京の会社に勤務できるようになる(リニア開通)→ 究極として、日本全国が首都への通勤可能圏になる

►IT環境
  • ノートパソコンが、ほぼ絶滅
  • 仕事用のパソコンは、ほぼリモートデスクトップになる
  • 会社のPCモニタは垂直から、斜め置きへ (参考) 、リビングでは、水平へ (参考)
  • 液晶テレビは、短焦点プロジェクタに置き換わる (参考) → 4K・8Kよりもこのスタイル変化のほうが大きい
  • 自宅PCでも無線通信(携帯キャリアの電波)がメインとなり、光ファイバー契約は減少 → モバイルとホームの垣根が無くなる

►ウェブサービス
  • SNS → PLN (Personal Logging Network) に包含されていく
  • Openなネットに対して、Closedなネットというもう一面が伸びる → i.e.スノーデン
  • ライフログ → ハードの競争から、ソフトの競争(プラットフォーム争奪戦)へ移行 

►ビジネス環境
  • IT系のサービスの覇権が、世界(グローバル)統一ではなく、(アジア、アフリカ、中国などの)ブロックごと・文化圏ごとになる
  • イノベーションが、インドとかアフリカから起こる
  • Mペサ(参考)みたいなものが日本にくる →  ドコモが金融の会社になる
  • アマゾンも楽天も、金融事業が伸びるかも。


また思いついたら書きます。


・・・自由な発想と呼ぶにしては真っ当すぎるような気がします。
でも、本当に破天荒なものは社長名のブログでは書けませんよね。


2020年代とか2030年代は、テクノロジーではなくて、サイコロジーが最先端かもしれない。


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