2009年5月16日土曜日

IT関係の法則のまとめ+ε

■ムーアの法則:
コンピュータの処理能力は18か月ごとに倍になる


■ギルダーの法則(改訂版):
通信網の帯域幅は1年で2倍になる


■Kryderの法則:
情報量当たりのハードディスクの容量コストは……略


■Okajimaの法則:右よりも左(ムーアの法則)の方が早い
ムーアの法則 > ソフトウェアの肥大化


■メトカーフの法則:
通信網の価値は利用者数の二乗に比例する。また、通信網の価格は利用者数に比例する


■収穫加速の法則:
新たに大きな出来事が起きるまでの時間間隔は、時間の経過とともに短くなる。



以上、まとめ終わり。(マイナーなものはそれぞれググってね)

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そこで私も、いくつか考えてみました。

■Hogehogeの第1法則:
『情報を発信する手間は、5年で半分になる』

情報をアウトプットするためには、かつてはチラシやパンフを刷っていたものが、ホームページに変わった。∴情報の可変性、到達性の手間が激減。
HPから次は、BLOG。∴ページ作成の手間と必要知識が激減。
さらにSNSでもっと手軽に。このへんから所謂、web2.0。
さらにtwitterなどのミニブログで、ますます手間がかからなくなりつつある。

以上のように、アウトプット環境は劇的に変わった。次の波は「動画」で、同じような軌跡(公開に手間がかからなくなる)をたどるであろう。

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■Hogehogeの第2法則:
『一人の人間が情報をインプットできるキャパは、不変である』

前章の発信とは逆に、インプットはどうだろう。デバイスが「どこでも化」「いつでも化」したということはまず言えるものの、、、
PC→
PC +携帯→
PC +携帯 +TV,ゲーム,iPhone…→

しかし!、インプットにかける手間自体はあまり変わらない。
2次元の平面をスクロールして、目と耳から情報を得ているスタイルは同じだ。効率の点では進歩はそれほどない。しかも、1日が24時間であることは、人類普遍の上限だったりする。

つまり、昔は「情報」が希少価値であったが、今は「人」「時間」が希少価値。


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もうひとつ考えてみました。

■Hogehogeの第3法則:
『欲しい情報の量は、5年で倍になる』

「興味の多様化」と、「情報の多角化」の相乗効果を想定してみた。

もしかしたら、冒頭4つ目の「Okajimaの法則」は、
興味の多様化 > ムーアの法則 > ソフトウェアの肥大化
なのかもしれない。我々は、より効率的な情報取得ツールを、常に開発し続ける必要がある。


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■結び

ここ15年ほどで情報メディアも、(アナログ媒体)→(ホームページ、メール、掲示板)→(BLOG)→( SNS、RSS )→(動画、ミニブログ…) と新しいものが次々と現われ、集合知も目覚めた(?)が、情報の渦に飲み込まれる点は結局同じ。ここをどげんとせんといかん


以上、雑感ながら小考をメモする。








 

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