2008年2月22日金曜日

ニッチの心得


本当に大事なニッチを考えに考えて探してゆく:誰も大事だと思わないような無用なニッチに自分を追い詰めていくのではなく、大事なニッチを探してゆく。人間のやることにはかならず穴があるので、必死で探せばかならずそれはある。


自分のもっているニッチを絶対に渡してはいけない:そのニッチを守れるかどうかが、自分の competitive edge。ニッチを埋め尽くす勢いで絶対に手を揺るめてはいけない。

難行苦行をしない:ふつうにしつこくやっていれば、時には時代を先駆けるアイディアの一つや二つがわいてくる。それを「もっと準備してから」だとか、「もっとちゃんとした形で発表したい」などと努力しすぎてタイミングを逸してしまうのではなく、すぐに形にして公表すること。


周囲の賛同を待たずに先に手を付けてしまう:「こんなことをしても人は認めてくれるか?」などと考えているうちに、他の人が追いついてしまう。たとえ問題がありそうでも、周囲からから非難されそうでも、とりあえず手を出してしまう。


抜け駆けを目指す:Imitation is the most sincere form of flattery, 「模倣は最上の賛辞」というように、本当に素晴らしいアイディアなら他人が何もいわずに模倣してくれる。模倣する側になってはいけない。最初は馬鹿にされ ても最初であることを目指す。

http://lifehacking.jp/2007/07/sucess-formula-of-a-top-scientist/

TODOリスト作成のコツ

ToDo といえば、「やろうと思っていること」のリストなのだから、思いついたことをなんでも入れていくメモなのだろうと思っていました。


■Anatomy of a To-do

◎it’s a physical action
◎it can be accomplished at a sitting
◎it supports valuable progress toward a recognized goal
◎it’s something for which you are the most appropriate person for the job


■「ToDo には実行可能なアクションだけをいれること」、
◎Break it Down to the “Next Action”
◎Let’s Get Physical
◎All in how you phrase it=verb the noun with the object.”
◎Get the verbs right
◎「いま」「ここで」できることしか書かない
◎プロジェクトはいれない、つまり2つ以上のアクションのかかるものをいれてはいけない
◎「アクションは明確に」
「そうじをする」という文は「○○をそうじする」という主語が入っていない。何をそうじするのかが定まっていてこそアクションになるわけで、入っていないということは、まだ何か考えが定まっていないわけです。
◎完了しないものはいれない
完成するのにいくつもの資料を読んだり、先にやるべきことがあるのなら、それはいつまでたっても完了しません。


■「容赦なくアップデートを行うこと」
◎7つ以上のタスクはいれない。
◎実はやる必要がなくなったものを除外
◎今はやるつもりがないものを除外、時間があったらやりたいと思っているものも除外
◎毎日 ToDo に向かったときに、シビアに一つ一つのタスクを「いま、ここでできるの?」という目で選別しつつ、今できないものはリマインダー等を使って未来の自分に安心確実な方法で投げてしまう
◎Weekly Review を行う


■実行順
◎最も不快なタスクを先に片付ける:どうせやらなきゃいけないものなら、先にやることで不快な時間をミニマムにできるし、タスクの先延ばしを避けられる
◎あえて重要性をはぎ取って、タスクの頭文字のアルファベット順で強制的にやるという心理的なトリックも有効
◎仕事の重心は午前に:夕方に1時間労働時間を延ばしても結果はあまりかわらない。それよりは1時間早く来て仕事を始めた方が効果が大きい
◎テクノロジーから離れる:仕事に集中している時間には携帯電話や、余計なテクノロジーを切っておく。注意力を散らさないこと。
◎人に任せる:自分にしかできないと思っていたことでも、よく考えると人に任せられる点はあったりする。人を信頼して任せる習慣を身につけよう。
◎常に実行できるプロジェクトを持ち歩く:いつでもとりかかれる仕事やタスクを1つないしは2つ持ち歩いて、常に何かが動いているようにする。
◎集中力とは脳のパワーが向上している状態ではなく、むしろ必要なこと以外はしていないクルーズ・コントロール状態
◎周囲の環境から入ってくる音をキャンセルするために環境音を使うこと



■Inbox(プロジェクトInbox MAP)とTodoを分ける
Inbox は頭のなかの考え事を取り出しておくためのものですので、考えが深まっていない、モヤモヤとした状態の思考の断片が降り積もってゆくのは仕方がないのですが、ToDo リストはアクションを作り出してゆく「現場」なのですから、常にアップデートされた、その場に最適なものが入っている必要があります。
◎「プロジェクトリストとTODO を 混同しないこと」
◎重点は頭から追い出すことであって、プロジェクトリスト上でプランニングをすることではないということになります。
また、
「〜する」というのはアクションを想定しているので、非常に ToDo っぽい印象を与えるので
よくないと。

http://lifehacking.jp/2007/03/todo-list-revisited1/ 他をもとに作成

2008年2月20日水曜日

2010年代の情報検索技術に向けて

ネット上の情報量は、倍々ゲームで増えているといわれる。また、検索の精度はだんだん下がっていくと思われる(実際にすでにそんな感覚がある)。本当に必要な情報にたどり着く前に、ブログやコメント、twitter的な情報、2次情報、3次情報、引用などが増えたために除外しなければならない情報、重複した情報が、加速度的に増えている。

2000年代初頭まで(おおざっぱに言ってBlog普及時前まで)は、ウェブにはそれなりの情報のみが存在していて、たとえば「ページランク」という技術でで有効に情報をフィルタリング・ランキングできたが、現在は、情報の純度は下がる一方である。

そのため、10年後には、ネットで知りたい情報を探す手段としては、GGL等の検索サイトが主流たり得ない気がする。

検索エンジンには世代があるが、(GGLは確か第3世代?)、さらなる進化が必要なのは必然である。

方向性は2つあると考える。

(1)今の検索エンジンベースで、キーワードを如何に確実に、効率よいものを探すかを
アシストする機能

(2)ページのランク付けに関しての、進化したロジック

業界では、(2)の研究が盛んなようなので、(1)に興味がわくところである。

2008年2月10日日曜日

あなたが成功できていない10の理由



■明確なゴールがない:往々にして、私たちは日々の雑事に奔走しているだけで、何をしようとしていたのかも思い出せずにいます。あるときは周囲の期待に応えるだけだったり、あるいは最初は明確だったゴールが途中で変わってしまったりして、終着地点を見失っています。 ゴールがなければ、当然そこにたどり着くこともできず、成功することはできません。
■ビジョンがない:ゴール自体は重要ですが、そもそも「なぜ、これをしないといけないのか?」という確信がなければゴールにたどり着くこともなかなかできないでしょう。ゴールが旅の終着地点なら、ビジョンはそこまでの燃料といってもよいわけです。
■プランがない:世界は素晴らしい目標を立てながら、それを実現できていない人であふれています。それは現在もっているリソース(知的、経済的を含む)をどのようにして目標に差し向けるのか、具体的なプランをもっていないからです。目標を持っているのに、その実現のためにまず何をすればいいのかわからない、ということがないようにしなければいけません。
■確信がありすぎる:あなたの計画がどんなに素晴らしいものであったとしても、状況に応じて事態は変化していきます。想定外の事態に打ち壊されるのではなく、それを受け止められるように、ある程度は柔軟性がなければいけません。
■確信がなさすぎる:周囲に翻弄されて、変化しすぎるのも問題です。目を大きく見開いて状況を観察しつつも、自分自身を信じる心のスタミナが必要です。
■失敗から学んでいない:多くの人は、失敗を自分自身が否定されたこと、自分の無価値を証明するものだと感じて、最初から何かを望まなければよかったと心理的に白旗をあげてしまいます。しかし実際には失敗は成功に不可欠の要素で、失敗したときこそ、その原因を正確に分析して学ぶことで成功への近道を作れるのです。
■周囲の影響・助力を拒否している:周囲の人から影響されたり、助けをうけることを「弱さ」と感じてはいないでしょうか? どんな人も周囲の人と協力しないで成功はつかめません。アドバイスのすべてに耳を傾ける必要はない者の、慎重にアドバイスや助力の申し出をうけるのは成功を呼び込む考え方にもなります。
■出し惜しみしている:自分の素晴らしいアイディアが他人にコピーされてしまうのではないかという恐れから出し惜しみをしている人もいます。慎重であることは重要ですが、自分の夢を自分で囲い込むのではなく、広く世界に解放することでしかそれは実現しません。
■リソース不足:金銭面であれ、時間であれ、エネルギーであれ、こうしたリソースが足りない場合に失敗は起こりがちです。自分のリソースを常にチェックして、若干の余裕を持つのはリスクをヘッジするのに役立ちます。
■成功を恐れている:がんばって、がむしゃらに行動しているときはいいのですが、いったん成功して「その向こう」に何が待っているのか不確実な場合、私たちは成功それ自体を恐れることが多くあります。「成功」「目標」のさらに先を思い描くことによってゴールテープを切る恐怖を通過点の爽快感に変えてしまいましょう。


http://lifehacking.jp/2007/11/10-reasons-for-failure/

2008年2月5日火曜日

「テレコズム」ジョージ・ギルダー著


『情報時代の最大の豊富性は、帯域。すなわち通信容量である。この法則は、帯域を浪費せよということを言っている。使い過ぎを気にせず、帯域を極限まで利用する企業が繁栄する。』


80年代のエレクトロニクス産業が、1年で半導体の集積密度が2倍になるという、ムーアの法則をバネにやってきたのと同じように、ギルダーの指摘するネット時代の法則をわがものにした者が、時代を引っ張っている。(例:Google,Yahoo,Youtube...)
(ASCII 200705)